フランスの核廃棄物処理場で発生した爆発だが、死亡した作業員の遺体は、完
全に炭化した状態であったということがわかった。
また、負傷した人についても、かなり重篤な容態であるとのことで、爆発がい
かに大きいものであったかが窺える内容になっている。
フランスの環境相が現地を訪問し、「放射性物質の漏出はない」と安全性を強
調したのだが、事故原因や、作業場からの放射能漏れに関する防止体制などは
示していないため、今後詳しい報告が求められることになるだろうし、そこま
での規模の爆発が起きていながら、安全性が高いという主張をするのには、若
干無理があるように思えるので、国内外の反原発の論調が一気に高まってきそ
うな気がする。
また、イタリア政府は隣国の核施設が事故を起こした際は、我々も被害に巻き
込まれる」といった旨の発言を行い、状況を注視していくという姿勢を見せて
いるようなので、近隣諸国に与えた
衝撃はかなりのものであったことがわかる。
フランスは、原子力発電に関して日本と協力関係にあったのだが、日本に引き
続き、フランスでもこのような事故が起きてしまったことは、原子力発電の推
進派にとってしてみれば、かなり大きな痛手であっただろうし、安全だと主張
することが困難になる。